本物のピラティスを学びたい方へ贈る【ピラティスの歴史・真髄・哲学】

カテゴリー: ピラティスコラム / Lolita's Legacyピラティスへの想い海外出張

2018.01.23

メモリアル・セレモニーと、想うこと

今年も、世界ピラティス・デイにニューヨークで開催される、ジョセフ・ピラティスのメモリアル・セレモニーの準備が本格的になって来ました。今年は、Lolita’s Legacyの生徒も一緒に参加できる人がいそうで、とても楽しみにしています。


ジョセフ・ピラティスのお墓は、2014年まで、世界中で、誰もどこにあるのかを知りませんでした。

嘘みたいな本当の話です。

そして、ついにキエフを拠点に世界で活躍している、友人であるLolita Pilatesのカティアが見つけ出したのが2014年。どうして今になってジョーのお墓が発見されたのか・・・。奇跡に見えますが、必然としか思えません。なぜ必然なのか・・・。それについては歴史上の深い話があり、別途、みなさまにお伝えさせていただきます。

 

ジョーのお墓が見つかってからは、やはり、ジョーの唯一の公式認定者であるロリータは、80歳を過ぎているとは思えない情熱と行動力で、2年に一度、ジョーのお墓詣りを含めたメモリアル・セレモニーをニューヨークで開催することにしました。

この記事の写真は、すべて第一回目に開催された2015 年時の様子です。

 

ピラティス・デイということで、全てのマットクラスがフリー(無料)で開催されますが、講師は豪華すぎるブレント・アンダーソンやパット・ガイトン、ブレッドなど。夜はニューヨークのショーを楽しみ、そして、ジョーのお墓では、深い思いが込められたセレモニーが開催されます。

第一回目。本当に涙がとまりませんでした。

 

改めて、ピラティスとは、一体、何なのでしょうか。

それは、紛れもなく、「ジョセフ・ピラティスという一人のドイツ生まれの人」がつくったものです。

近年では、理論的に武装されたピラティスが発展し過ぎてしまいピラティスの真髄が、ピラティスが広まれば広まるほど忘れられているのが現状だと、痛いほど痛感しています。

 

ピラティスを知らずして、ピラティスをやる人が増える。

2000年に危惧されていたことが、現実となっています。

なぜなら。

私のピラティスの歴史のワークショップに出て頂いた方ならご存知ですが、
どの指導者養成カリキュラムでも、ジョセフ・ピラティスが日々言っていたクレド(信条)すら、伝えられていないのです。

しかし、私自身も情報を得るには長い道のりがありました。国内外で恐ろしいほどの時間とお金をかけても、「ジョーが実際に言っていたことや大切にしていたことだけが、どこに行っても教えてもらえない」という状況が続きました。ここまでの情報やスキルを身につけるまで、しなくても良い努力が恐ろしいほどありました。

これは、批判とか比較ではなく、シンプルな真実です。

なので、こういった根本にある情報をお届けするのに、必死です。本当の事実さえ、多数決により「なかったこと」にされ、作り話が「真実」になってしまう。これが現実だからです。

ピラティスは、ジョセフ・ピラティスが作ったものです。そして、彼には考えと、信念と、哲学がありました。ジョーは、エクササイズの振り付けのやり方にこだわっていたわけではなく、根底に流れるものを「生き様」として、人のために尽くして取り組んで来ました。

しかしながら、現在では、「エクササイズの部分」しか取り上げられていない場合がほとんどす。

 

よくある例は、「ジョーの真髄をもとに、科学的に発展させました。哲学も大切にしています。」という宣伝文句です。

ですが、ほとんどが、「ジョーが何が言っていたのか。どうして彼はそうしたのか。何が大切だと言っていたのか」については伝えられていません。あったとしても、ググれば出てくる情報レベルです。

しかし、そういう根底すら知らずにして、エクササイズを真似して、理論を武装させ作られているものがたくさんあります。知り合いの武道家の方が、面白いことを言っていました。「類似品が増えた」と。

 

今年も、ピラティス・デーの準備がはじまりました。
2015年に、ピラティスの歴史を生きて来た人たちが集まり、言葉を交わさずとも、ピラティスの恩恵を深く理解している空気の中、多くの人が自然と涙していました。

そして、ピラティスをピラティスとして取り組んで来た先人たちから、次世代へのバトンをいただいたような時間でした。

ビジネスが発展する中、根底を継承していくことは、非常にチャレンジなことだと思っています。

ですが、ピラティスとは「概念」ではなく、「一人の人が生み出したメソッド」です。

だからこそ、発展させるべきことと、絶対に継承すべき2つの側面があると信じています。

毎日、Lolita’s Legacyのプログラムのスキルが私自身上がることで、目の前で、たくさんの人に大きな変化が起こっています。だからこそ、このプログラムを役立たせていきたいと、本気で思っています。

生徒というよりは、経験や上手い下手など関係なく、想い同じく一緒に進んでいく仲間だと思っています。

 

2018年も、ようやく受付準備が進んで来ました。
公式な第三世代の育成のために、全力で取り組みます!!